山 行 報 告 | 【記 駒崎】 |
2005・9/20〜23 栂海新道〜栂池自然園 | メンバー駒崎 |
20日
まとまった休暇が取れたので以前からやりたかった海抜0メートルからの山登り、午後新幹線と特急、在来線を乗り継ぎ親不知へ。
駅に着いたのが18時10分ごろタクシー、コンビニを期待したが駅は無人周りは真っ暗仕方ないので歩くことにする、途中までは歩道があったがこの先はない。
大型貨物がものすごい勢いで通過していく広くなったところでやり過ごしながら進がこの先は洞門である。この暗闇の中車にはねられたら大変と思いビバークする、夜かなりの雨が降る。
21日
一度海に下りてスタートする、洞門は車が来たらコンクリートの柱の間に身を交わし小走りに通過する。やっとの想いで観光ホテルの前の登山口に付く。いよいよスタートである。
今日の目的地は栂海山荘である、5時45分頃から歩き出す雨は降っていないがいつ降ってもおかしくない天気である。徐々に高度をかせぐ後には日本海が見える入道山を過ぎいったん車道を横切り尻高山の先が坂田峠である。ここまでタクシーが入るらしい。
ここより急登が始まりはしご、トラロープがある。残念なことにぽつぽつと降ってきた雨具を着て歩き出すこの先雨具を着たり脱いだりとパットしない。本日始めての登山者とすれ違う栂海山荘まで7人のひととすれ違った。初めての水場で十分水分補給した。
右から道が出合うとその先が白鳥小屋である、綺麗に整備された小屋であるここに泊まりたいが明日の予定が延びるので先を急ぐ、菊石山のそばではアンモナイトの化石が取れるらしい、少し捜すが見つからなかった。
下駒ケ岳など過ぎると今夜やっかいになる栂海山荘である。先客が1人、明日日本海に下山するとの事。よる雨が降る。
22日
本日は朝日平を目指す、この日は初めから雨具着用である、すぐ先が犬ヶ岳であるこの先道はかなりぬかるんで歩きずらいサワガニ山、黒岩山で中俣新道が出合うこのあたりは池糖や湿原が多く点在する、それだけ道がぬかるんでいる。
長栂山まではこのような景色がつつき朝日岳の登りが始まる、ここの登りでは強風にあおられながらも山頂に着く、すぐに急な下りである眼下に木道が見えこの先朝日小屋である。13時着、テントが1張り昨日からの連泊自分も早々にテントを張る、小屋でビールを買い一杯やる。16時30分就寝。
23日
初日から雨に痛めつけられ台風まで接近しているとの事、日本海側は雲に覆われている、時折稲光が見えるラジオにもノイズが入る。途中で崩れると嫌なので白馬大池に逃げることにした、大池まで下りていれば楽勝であり明日の工程にも余裕が持てる、5時30分朝日平を出る。
台風が近ずいているわりに白馬側は天気がいい、白馬、白馬鑓、その向こうに剣岳が見える。水平道を暫く進むと雪倉岳の登りが待っている、この辺りも池糖が点在している。雪倉を過ぎ鉢ヶ岳をトラバースこの頃になると白馬の頂はガスにかくれてしまった。
日差しはあるのだが、いよいよ白馬への登りだが自分は小蓮華にルートを取るので山頂をまえにして左に折れる、この辺りから多くの人とすれ違う、小蓮華の山頂でロープウエーの時間を聞いたら16時30分まであるらしい今日中に下山できるかな?
欲が出てきたこの先下りだけなのでピッチを上げる、大池では大勢の人で賑っていた、石のうえをぴょんぴょんと跳ねながら下りていく連休初日であり多くの登山者とすれ違う、13時40分栂池に着いた。
着替えをして14時ちょうどのロープウエーで下りる。25分ほどで下りただろうか、これなら今日中に帰れるかもしれない。ちょうどJRの職員が駅ハイをしていたので時間を調べて貰うと15時4分のあずさがあるよと言われタクシーで白馬に、そこから「あずさ」で帰京しました。